堕天使にならざるを得なかったルシフェル=孔雀明王
堕天使にならざるを得なかったルシフェル=孔雀明王。
一切の蛇毒を祓うとされる孔雀明王は釈迦如来の忿怒尊であり、釈迦如来とベアを組む明王。
釈迦如来の生まれ代わりと称する偽物と戦うのだろう。
僧侶と仏の契約は、曼荼羅を後ろにして、後ろ向きに花を投げ、花が落ちた場所の仏と契約するが、胎蔵界曼荼羅の中心は大日如来であり、釈迦如来ではない。
釈迦如来と契約する僧侶がいない中、孔雀明王と契約すれば飛ぶような気持ちになるのだろうが、蜂の毒は、平滑筋を収縮させ、左右の羽のシンクロで、後背筋を左右にシンクロさせるのだろうから、ルシフェルは、蜂の毒の場合、羽の片方を折る事で堕天使にならざるを得なかったのだろう。